COVID19の最新事情

2024-10-29

新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類となった2023年5月~24年4月の1年間で、
死者数が計3万2576人に上った
ことが24日、厚生労働省の人口動態統計で分かった。
季節性インフルエンザの約15倍と格段に多く、大部分を高齢者が占めます。
政府は重症化リスクの低下を理由に新型コロナの類型を引き下げ、
日常生活の制約はほぼなくなりましたが、今も多くの人が脅威にさらされています。

例年冬にかけて感染者が増える傾向にあります。

人口動態統計のうち、確定数(23年5~12月)と、確定前の概数(24年1~4月)に
計上された新型コロナの死者数を集計。その結果、3万2576人となり、65歳以上が約97%でした。
同時期のインフルエンザの死者数は2244人。
新型コロナは、ウイルスが次々と変異して高い感染力を持つ上、病原性はあまり低下せず、
基礎疾患のある高齢者が感染して亡くなっているとみられます。

当院ではコロナワクチン・インフルエンザワクチンの定期接種を行っています。
非課税の方は非課税証明書かマイナンバーカードでの確認で無料接種となりますが、
課税の方はコロナワクチンが2000円、インフルエンザワクチンは65歳以上では1500円となります。

65歳以上の方や、60歳以上で基礎疾患のある方はなるべくワクチンを接種することをお勧めします。

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