院長ブログ

舌下免疫療法 シダトレンの経過報告

2015-02-23

現在は鹿児島でも花粉が飛散しています。
皆様、花粉症対策を行っていますでしょうか?

抗アレルギー剤もディレグラという、アレルギー性鼻炎に
特化した内服薬も登場し、非常に効きめがよいので
私もよく服用しています。
(ただし高血圧の方は服用できません)

さて、いわゆる舌下免疫療法、シダトレン
昨今メディア等にて取り上げられているようです。
当院では今シーズン十数名に治療を導入し、
定期受診されていますが、経過は非常に良好のようです。

今年はまだ抗アレルギー剤を使用せずに
すんでいる方などから感謝されると非常に
うれしく思いますし、導入して本当によかったと思います。

今シーズンは始められなかった方も
来季前に治療を検討されてはいかがでしょうか?

http://www.torii-alg.jp/

インフルエンザ診断

2015-02-03

現在インフルエンザが流行しています。
特に循環器疾患や呼吸器疾患などを抱えている方には
より早期の的確な診断と治療が必要となります。

インフルエンザの疑いがあれば、すぐに検査を受けるのが良いように思われますが、
実はそうではありません。早過ぎると正常な結果が得られず陰性となることがあります。
しかし、インフルエンザ発症の診断が遅れると、
症状が悪化したり、薬が効きにくくなったりします。
つまり、早すぎても遅すぎてもいけないということです。
ではどのタイミングで、検査を受けるのがいいのでしょうか?

簡易検査キットにて正常な診断結果を得るためには、
インフルエンザ発症から、ある程度時間を開けないといけません。
インフルエンザの発症から検査まで間もないと、
例え陽性でも、陰性という結果になりやすいのです。
具体的な時間としては、
インフルエンザ発症から24時間の間隔が必要と言われています。

タミフル、リレンザ、イナビルなどの、抗インフルエンザ薬は、
発症から48時間以内に処方されないと効果が薄くなる
という性質があります。
なので、検査の結果の正確性を重視するあまり、
発症から検査まで時間を開け過ぎるのもいけません。
早過ぎるとインフルエンザなのに陰性と判断され、
遅すぎると抗インフルエンザ薬の効き目が落ちてしまうのです。

そこで当院では、新たなイムノクロマト法を高感度化する
技術を導入した富士ドライケムIMMUNO AG1を導入いたしました。
この装置により標識に用いる金コロイド粒子を100倍に増幅する
ことにより検出感度を向上させています。

詳しくはこちら:http://and-fujifilm.jp/virus/movie.html?_ga=1.219645017.1560933099.1421451810注:クリックで音が出ます。

具体的には発熱数時間でも検出可能となっています。
ですから、早期のインフルエンザ診断が可能ですので安心して受診していただけます。

あと、ノロウイルス、ロタウイルス、アデノウイルス、
A群β溶連菌やRSウイルスなどの診断も可能ですのでいつでもご相談ください。

レビー小体型認知症

2015-01-29

寒い日が続きますね。
感染症予防されていますか。

先日、認知症と動脈硬化症についての講演会に出席しました。
伊敷病院の植村先生が認知症についての講演をされましたが
今回は認知症について考えてみたいと思います。
この超高齢化社会では、認知症の増加が大きな社会問題に
なっています。

当院もグループホームを隣接していますので認知症の方が入所されております。
認知症の原因疾患としては
アルツハイマー型認知症、脳血管性認知症、レビー小体型認知症などが
大半を占めます。

今回は1割程度に認められるとされるレビー小体型認知症について
考えたいと思います。
ドイツの神経学者 フレデリックレビーによって発見された疾患で
症年齢は60~80歳台の初老期と老年期に多く
性差は少ないがやや男性に多いとされています。
多くは孤発性であり家族歴を持つものは稀といわれています。

昨年アリセプトという認知症治療薬が適応を
取得しており、アルツハイマー型認知症に比し、比較的薬剤の
効果が出やすい疾患です。
ですから、疾患について知っておくとよいと思います。

同疾患は、認知機能の低下はありますが、初発症状として、意欲の低下、
うつ症状などがあり、うつ病などが鑑別として必要なことがことがあります。
on、offといいますか、症状に波があるのも特徴といわれており
感情的にも波があることが多いようです。
生々しい幻覚を伴うことがあります。
たとえば目の前に蛇がいるので先生逃げてくださいと叫んだ方もおられました。
また、パーキンソニズムを伴うこともあり、動作の低下、震えなどの
症状がみられることがあります。
治療は先述のアリセプトのようなコリンエステラーゼ阻害薬や
NMDA受容体拮抗薬が用いられます。

当院では、診断のため近隣の物忘れ外来などに紹介を積極的に行っており
アルツハイマーやレビー小体型や血管性認知症など診断を
行っていただくようにしています。
その後は当院で治療を継続している方が多数いらっしゃいます。
もし、ご家族に疑いのある方がいらっしゃいましたら、
いつのでもお気軽にご相談くださいね。

認知症についてのサイトがありますので参考にどうぞ。

http://www.gov-online.go.jp/useful/article/201308/1.html

喘息、抗加齢医学(アンチエイジング)

2015-01-25

今の季節は感染症が非常に多い季節です。
予防が本当に大事な時期です。
皆様、感染症対策されていますか?

この週末は講演会と講習会に行ってきました。
土曜日は熊本での講演会で、喘息の吸入薬の話でした。
現在の日本では、喘息は死に至る疾患ではないと思われがちですが、
残念ながらに1700名強の喘息死の患者さんがいるというのが事実です。
日本呼吸器学会の取り組みもあり、喘息死は順調に減ってきていますが
いまだにゼロではないことを常に念頭においておく必要があります。
現在では素晴らしい吸入薬(配合剤など)が使用可能になっています。
これからも喘息死ゼロの取り組みは続いていきます。

当院では、鹿児島の地域医療として、循環器疾患と非常に密接でもある
喘息、COPDなどの呼吸器疾患にも力を入れていく所存です。
疾患等が気になる方はいつでもお気軽にご相談ください。

また、翌日の日曜日は、福岡での抗加齢医療(アンチエイジング)の講習会でした。
抗加齢医学(アンチエイジング)はアメリカでは非常に進んでいる医学ですが、
日本ではまだまだ認知度が進んでいない予防医学だと思います。
この学会は13年前に発足した新しい学会です。
しかし急速に学会員も増え、成長している極めてまれな学会です。

我が国の医療費はすでに37兆円に達し、病気になってから治療するという
これまでの対策だけでは国民の健康はもとより、経済をも維持できなくなっています。
そこで、さらなる予 防医学への注目が益々高まってきているのです。
加齢に焦点をあてた抗加齢医学は、超高齢社会を迎える日本にとって
最も期待されるアプローチと言っても過言で はないでしょう。

そこで私も2011年に専門医を取得いたしました。

本学会は、内科も循環器をはじめあらゆる分野のドクター、外科、整形外科、皮膚科、
耳鼻科、眼科、口腔外科、精神科、歯科、美容外科などのすべての科ののドクターから、
栄養士、理学療法士、看護師など
医学に携わるすべての方々が集まる非常に珍しい学会ともいえます。
それだけ、病気になる前に、まず健康でありたいといういわゆる
アンチエイジング医学の必要性が次第に強まってきているのではないでしょうか。
本学会は具体的には、食事や運動の指導の方法に加え、サプリメントなどの機能性を
医学的に検証を行っている学会です。アンチエイジングではなくともスローエイジングを
目指していきたいところです。

今回も抗酸化物質の最新知見から、運動器症候群(ロコモティブ症候群)、
不妊治療のメラトニン投与のことなど、最新の話を聞いて非常に勉強になりました。
これからもたびたび、循環器疾患だけでなく、医学的な情報をアップしますので
よろしければこのコーナーをぜひご覧ください。

当院でも、抗酸化サプリなど扱っていますし、徐々に検査なども導入する予定です。
普通に診察された時でも、抗加齢医療などに興味のある方にはいつでも説明を行っていますので、
何か聞きたいことがありましたら遠慮などされずに質問をされてください。

抗加齢学会(アンチエイジング)のホームページです。
興味のある方は是非ご覧ください。

http://www.anti-aging.gr.jp/anti/index.phtml

 

インフルエンザ

2015-01-21

インフルエンザが流行してきています。
2014-2015シーズンでは現在ではA型がほとんどの状況のようです。
昨年と違いA香港型の季節性ですので今後の大流行が
予想されています。

現在、インフルエンザに罹患した場合、治療薬として
タミフル、リレンザ(吸入薬)、イナビル(吸入薬)、ラピアクタ(点滴)の
4種類の治療薬があり、ラピアクタ以外は予防投与も認められています(保険外)

A型は38℃以上の高熱がでることが多く、倦怠感、頭痛、関節痛などを
伴うことが多いです。インフルエンザが疑われたら速やかに医療機関を
受診しましょう。

当院では発熱のある患者さんは定期受診の方と
待合室の場所が異なりますのでご理解のほどよろしくお願いいたします。

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